neutligenの日記

初心者が商用開発に挑む姿を綴ります。僕のような初心者の方に「こんな奴もいるんかー」と思って読んでもらい、コメントまで貰えたら幸いです。

開発のわだち(2):自分の開発環境を作る【1】

「自分の開発環境を作る【1】」

 

目標:VagrantでCentOs7を起動しファイルの編集・確認を可能にする 

目次:
1.VagrantでCentOS7を起動する
2.ホストOSのSublime TextでゲストOSの中のファイルを編集する
3.ゲストOSにWebサーバーをインストール

 

 

1.VagrantでCentOS7を起動する

まずは、ORACLEさんのVirtualBoxをインストール。

次にVagrantについてドットインストールさんで学び、Vagrant cloudからcentos/7のboxを取ってくる。

(※以降、VagrantをインストールしたMac OSをホストOS、Vagrant上で動くCentOsをゲストOSと呼びます。)

$ vagrant box add centos/7
$ cd /"ゲストOS用のディレクトリ"
# ゲストOSを立ち上げるディレクトリに移動して
$ vagrant init centos/7
# Vagrantfileがつくられる
$ vagrant up
# centos7を起動
$ vagrant ssh

ゲストOSの中身を確認していると、ゲストOSとホストOSの共有ディレクトリと言われているディレクトリ

/vagrant

 が、ない。

と言いつつも、名前から

/home/vagrant/sync
# ホストOSに作った /"ゲストOS用のディレクトリ"の中身と同じ内容が反映されるゲストOS内のディレクトリ。

 にあたりをつけてみたところ正解でした。

そんで、セキュリティ対策も兼ねて全てのパッケージをアップデートします。

$ sudo yum -y update
# VagrantのCentOSはsudo設定してあるので、root権限で実行するためにsudoを頭につけます。-yはインストール中に問われるすべての問いに自動的にYesで答えるというオプションです。

 

2.ホストOSのSublime TextでゲストOSの中のファイルを編集する

そのためにftp接続します(自分はCyberduckを使ってsftp接続。以下その方法)。

参考にさせて頂いたのは以下のサイトです。

ーーーー

今日からすぐできる!VagrantとVirtualBoxを使ってローカル開発環境を構築する方法【初心者向け】

Vagrantのネットワーク周りのあれこれ

ーーーー

ゲストOSから出ます。

$ exit

Vagrantfileの設定を変更してprivate_networkからアクセス可能にする。

$ vi Vagrantfile
#viコマンドでVagrantfileを編集。

Vagrantfileの中程に以下の記述があるので、

# Create a private network, which allows host-only access to the machine
# using a specific IP.
config.vm.network "private_network", ip: "192.168.33.10"

"# config.vm.netw〜"の先頭の#を外してコメント解除してあげます。

設定を変更したので、ゲストOSを再起動します。

$ vagrant reload

これで"192.168.33.10"を通してホストOSからゲストOSにアクセスできるようになったのでCyberduckの新規接続を作成します。

  • 接続方式:sftp
  • サーバ:192.168.33.10
  • ポート:22
  • ユーザ名:vagrant
  • パスワード:vagrant
  • パス:/var/www/html

 (※“/var/www/html”はWebサーバーをインストールしないと見えないかもしれないです。)

ちなみに、Sublime Textで編集するにはCyberduckの“環境設定”=>“ブラウザ”タブ=>“ダブルクリックしたファイルを外部エディタで開く”にチェックを入れて、“環境設定”=>“外部エディタ”タブ=>“Sublime Text”を設定すると便利です。

 

3.ゲストOSにWebサーバーをインストール

ブラウザからアクセスできるように(httpリクエストをさばけるように)するためにゲストOSにWebサーバーをインストールします。憧れのNginXは学習コストと納期を鑑みて諦めて、伝説のApacheに決めました。コマンドも簡単。

$ vagrant ssh
$ sudo yum -y install httpd
# Apacheをインストール。
$ sudo service httpd start
# Apacheを起動
$ sudo chkconfig httpd on
# 再起動した時にWebサーバーが自動で起動するように設定。

 この状態でブラウザから"192.168.33.10"にアクセスすると

f:id:neutligen:20160313104154p:plain

Apacheの初期画面に会えました!

ホストOSのエディタを使ってこのディレクトリを編集するには/var/www/htmlのパーミッションを「755」から「757」に変更しておく必要があります。

$ sudo chmod 757 /var/www/html

そんで、ゲストOSの/var/www/htmlに適当なhtmlファイルをアップする

f:id:neutligen:20160313104458p:plain

内容が反映されます。

(※htmlファイルはwikipedeiaのhtmlの頁からコピーさせて頂きました)

 

環境

Vagrant 1.7.4

VirtualBox 5.0.14 

Apache/2.4.6

 

次回からはここで作業を進めます。